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京都の大覚寺で60年に1度の秘経特別公開!戊戌開封法会に行こう

大覚寺

京都の大覚寺では60年に1度、戊戌開封法会(ぼじゅつかいふうほうえ)で嵯峨天皇による秘経が公開されるという行事が平安時代から続いていました。

この60年に1度の行事が、今年の10月に行われます!

 

一生に一度あるかないかの特別行事。

基本情報や注意事項をまとめました。

 

戊戌開封法会って何?

戊戌開封法会の成り立ちは、平安時代初期にさかのぼります。

この時の京都では大飢饉や病気が流行っていて、当時の天皇だった嵯峨天皇が心を痛めていました。

空海さんの勧めで、般若心経を写経したりお経を読んだりした結果、流行っていた飢饉や病気が治まったという話があります。

 

それをきっかけに、嵯峨天皇が写経した般若心経は天皇の命令によって大覚寺に奉納されて、60年に1度嵯峨天皇の写経を開封して天下泰平を祈願する行事が成立したんですね。

破暮
破暮
 天皇が写経をしたのが戊戌の年だったから、1周する60年に1度の公開になってるんやで

ちなみに、今年で平安から数えて20回目!

 

戊戌開封法会は、60年に1度嵯峨天皇のありがた~いお写経が公開されて、天下泰平をお祈りする伝統儀式!

ちなみに、法会期間中は嵯峨天皇の他、後光厳天皇・後花園天皇・後奈良天皇・正親町天皇・光格天皇の勅封般若心経も特別に開封されるんですよ。

平成最後の年に、60年に1度の大イベント…このところ災害も続いてますし、なんだかすごく歴史的なイベントのように感じられます。

 

見どころは?

般若心経

戊戌開封法会の見どころは、やっぱり嵯峨天皇のお写経。

今回の特別公開に合わせて、嵯峨天皇の般若心経の復元プロジェクトも行われました。

 

野生の蚕から採った絹糸を織って藍染めを施した紺綾織物に、金箔と蜂蜜で溶いた金泥で般若心経を復元したそうです。

これは、昔と同じ材料と技術なんですよ。

 

昔の物をメンテナンスするのは、素人目ですが大変なことだと思います。

嵯峨天皇のお写経は平安時代のものなので、それを昔と同じ方法でメンテナンスしてるってことですよね。

 

蚕や藍染めといった自然のものを使って書かれた般若心経…それだけでもありがたさを感じますが、歴史上の人物(しかも天皇)が書かれたものというのもあって、さらに価値があって大切な物なんだなぁと思いました。

 

法会中のスケジュールと混雑状況

戊戌開封法会は10月1日~11月30日の2か月間行われます。

スケジュールと混雑情報を、簡単にまとめました。

 

日付 行事 補足
10月1日 心経殿開扉「開白法会」

献華附般若心経法

9時~13時 参拝休止
10月2~8日 二十一座般若心経法 10時~・14時~ 混雑予想
10月12~14日 いけばな嵯峨御流創流

1200年記念華道祭

終日 混雑予想
10月14日 大柴灯護摩祈願法会
10月17日 裏千家献茶式法会 終日 混雑予想
10月21日 心経会員御写経奉納供養法会

勅封心経御写経供養法会

10月25日 表千家献茶式法会 終日 混雑予想
10月30~31日 どちらか半日程度参拝休止
11月7日 「中日法会」庭儀大曼荼羅供 9時~14時 混雑予想
11月30日 心経殿御閉扉「結願法会」 9時~12時 混雑予想

大体全体的に混雑予想がされますね。

多くの信者さんやお寺関係者の他、茶道や華道関係者の方も来られます。

ちなみにお茶会は、一般参加はできないのでご注意を…!

破暮
破暮
それぞれの詳細は、大覚寺の公式ホームページに記載されているから、確認してや

 

注意事項

戊戌開封法会は60年に1度の特別行事なので、色々と参拝に当たって注意することがあります。

ちゃんと確認して、気持ちよく参拝しましょうね。

  • 参拝料は一律1,000円(子供料金なし・未就学児は無料)
  • 参拝受付時間は9時~16時半
  • 参拝ルートは一方通行。法会や儀式執行中は参拝を一時中断してもらうことも
  • 御朱印は貼り付けタイプのみ
  • ペットを連れての参拝はダメ
  • 境内にはスロープは無し。車椅子や足腰の弱い人は、介助者を同伴して行くのが吉
  • 期間中は「秋季特別名宝展」「お砂踏み」「茅の輪くぐり」は休止

 

大覚寺基本情報

住所 〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
電話番号 075-871-0071
アクセス JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩約20分
阪急「嵐山駅」から徒歩で約35分
京福「嵐電嵯峨駅」から徒歩で約25分
バス 京都駅から約55分、「大覚寺前」下車すぐ
Googleマップ
公式サイト 旧嵯峨御所 大本山 大覚寺

 

まとめ

平安時代、嵯峨天皇が病に苦しむ都のために写経した般若心経。

そのありがたいお写経が、60年ぶりに公開されます。

 

60年に1度の行事なので、多くの人が参拝し混雑が予想されます。

みんなで気を付けて、気持ちよく行事を進められるようにしたいですね。

 

それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!

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破暮
破暮
「はぐれ」と読みます。文化と自然が好きなはみだし者。 真面目な文化からサブカルまで、興味のあることを掘り下げるのが好きです。
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